分散投資について学びましょう。
投資について学んでいると、「分散投資」で「リスク」を軽減するという内容がよく出てきます。
投資の有名な格言として、
卵(資産)は同じカゴ(分類)に盛るな!
というものがあります。
なぜ分散投資する必要があるのか、そもそも分散投資ってどんな分類があり、どのようにするればよいのか。
分散について、記載したいと思います。
分散1 国
分散の最も大きな項目として、「国」があると思います。
当然世界各国に株式会社や債券、通貨がありますから、選択する必要があります。
でも、国といっても多すぎますから、だいたい下記の4項目ぐらいでいいのではないでしょうか?
- 日本国
- アメリカ合衆国
- 欧州各国
- 新興国
下二つは単体の国ではないですが、大まかにこの4つぐらいでよいと思います。
分類2 投資対象
投資対象としましたが、これは何を買うか、とういことです。
- 株式(投資信託・ETF)
- 債券
- 不動産
- 金・プラチナ
- FX
他にもあるかもしれませんが、だいたいこれくらいでしょうか。金・プラチナ、FXは海外でわざわざ購入というのはあまりないと思いますが、投資先としてはありますので、挙げておきます。
分散3 株のセクター
株もセクターという分類があります。これはいわゆる業種ごとに分けて表現されているものです。
- 情報技術(半導体、アプリソフト、電子部品、通信機器など)
- ヘルスケア(衣料品、ヘルスケア商品、バイオテクノロジーなど)
- 通信サービス(SNS、放送、無線通信、広告、出版など)
- 一般消費財(ECサイト、自動車販売、スーパー、アパレルなど)
- 生活必需品(飲食料、流通業、タバコ、家庭用品など)
- 金融(銀行や証券会社、保険会社など)
- 素材(化学薬品、金属、鉄鋼、ガラス、肥料など製品の材料がメイン)
- 公益事業(電気、水道、ガスのインフラ系がメイン)
- エネルギー(石油、風力発電や太陽光発電など)
- 不動産(オフィスビルや倉庫、マンションなど)
- 資本財(設備機器や原材料など、主にBtoBビジネスがメイン)
表現の仕方は他のサイトなどど異なる可能性がありますが、セクターはこれくらいあります。
分類4 債券
債券にも種類があります。
- 日本国債
- 外国国債
- 社債
主に3種類でいいと思います。ほかにもあるようですが、3つ知っておけば大丈夫だと思います。
分散を組み合わせて資産運用する
分類(カゴ)を色々と上げましたが、これをすべて分散させるとなると訳が分からなくなります。
また、日本株や米国株はだいたいわかる会社もありますが、欧州や新興国になると、かなり難しくなりますよね。
ましては、投資会社でもない一般サラリーマンにはハードルが高すぎる、、、
これが株式投資を難しくし、なかなか投資に踏み出せない理由かもしれません。
次回は、そんな「分散投資」が簡単にできる「投資信託」と「米国ETF」についてまなんでいきたいと思います。