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投資の基本 分散投資?「卵(資産)は同じカゴ(分類)に盛るな!」

投稿日:2020年11月7日 更新日:

分散投資について学びましょう。

投資について学んでいると、「分散投資」で「リスク」を軽減するという内容がよく出てきます。

投資の有名な格言として、

卵(資産)は同じカゴ(分類)に盛るな!

というものがあります。

なぜ分散投資する必要があるのか、そもそも分散投資ってどんな分類があり、どのようにするればよいのか。

分散について、記載したいと思います。

分散1 国

分散の最も大きな項目として、「国」があると思います。

当然世界各国に株式会社や債券、通貨がありますから、選択する必要があります。

でも、国といっても多すぎますから、だいたい下記の4項目ぐらいでいいのではないでしょうか?

  • 日本国
  • アメリカ合衆国
  • 欧州各国
  • 新興国

下二つは単体の国ではないですが、大まかにこの4つぐらいでよいと思います。

分類2 投資対象

投資対象としましたが、これは何を買うか、とういことです。

  • 株式(投資信託・ETF)
  • 債券
  • 不動産
  • 金・プラチナ
  • FX

他にもあるかもしれませんが、だいたいこれくらいでしょうか。金・プラチナ、FXは海外でわざわざ購入というのはあまりないと思いますが、投資先としてはありますので、挙げておきます。

分散3 株のセクター

株もセクターという分類があります。これはいわゆる業種ごとに分けて表現されているものです。

  • 情報技術(半導体、アプリソフト、電子部品、通信機器など)
  • ヘルスケア(衣料品、ヘルスケア商品、バイオテクノロジーなど)
  • 通信サービス(SNS、放送、無線通信、広告、出版など)
  • 一般消費財(ECサイト、自動車販売、スーパー、アパレルなど)
  • 生活必需品(飲食料、流通業、タバコ、家庭用品など)
  • 金融(銀行や証券会社、保険会社など)
  • 素材(化学薬品、金属、鉄鋼、ガラス、肥料など製品の材料がメイン)
  • 公益事業(電気、水道、ガスのインフラ系がメイン)
  • エネルギー(石油、風力発電や太陽光発電など)
  • 不動産(オフィスビルや倉庫、マンションなど)
  • 資本財(設備機器や原材料など、主にBtoBビジネスがメイン)

表現の仕方は他のサイトなどど異なる可能性がありますが、セクターはこれくらいあります。

分類4 債券

債券にも種類があります。

  • 日本国債
  • 外国国債
  • 社債

主に3種類でいいと思います。ほかにもあるようですが、3つ知っておけば大丈夫だと思います。

分散を組み合わせて資産運用する

分類(カゴ)を色々と上げましたが、これをすべて分散させるとなると訳が分からなくなります。

また、日本株や米国株はだいたいわかる会社もありますが、欧州や新興国になると、かなり難しくなりますよね。

ましては、投資会社でもない一般サラリーマンにはハードルが高すぎる、、、

これが株式投資を難しくし、なかなか投資に踏み出せない理由かもしれません。

次回は、そんな「分散投資」が簡単にできる「投資信託」と「米国ETF」についてまなんでいきたいと思います。







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